NHKの天皇杯決勝録画放送は本当に価値があるの?あと、こんなソフトテニスの大会があったら理想
今年の天皇杯は台風直撃だったこともあり、選手達は大荒れの中試合を行う必要がありました。
予備日はあるはずなのになぜ延期がなされなかったのか?
その理由がNHKによる決勝戦の撮影に合わせた事は容易に想像がつきます。
NHKでの放送は録画で一週間遅れでの放送です。
時間枠も決まっているため試合の大半はカットされる事は決定的でしょう。
そしてなにより、NHKの撮影のため、いつも試合を撮影していただいている有志の方々は締め出される事になりました。
話は変わりますが、今から15年程まえは、YouTubeにソフトテニスの動画などほとんどなく、大会に行かない限り、選手達のプレーはソフトテニスマガジンを読んで想像するほかありませんでした。
それこそ、天皇杯の録画放送とケーブルテレビでの放送でしかソフトテニスの試合を動画で見る事はできなかったのです。(ほとんどボールが目視できない放送もいっぱいありました。)
それを変えたのは、メリットがほとんどない中、身銭を切って試合動画を撮影し、YouTubeにアップしてくれる有志の方々でした。
はっきり言って、この方々がいなかったらソフトテニスの試合を日常的に見ることはまず不可能であり、ソフトテニス人気への貢献はNKKでの放送よりはるかに、はるかに高いはずです。
そーいう方々を締め出して、NHKの録画放送で天皇杯の決勝戦をやる必要あります???
トップ選手達を台風の中試合させてまでNHKに撮影させる必要あります???
自分にはさっぱりわかりませんね。
もちろん、NHKで放送されるメリットはめちゃくちゃあるとは思います。
やっぱり地上波に載る事はでかい。
でもね、デメリットが圧倒的に上回ってるんですよ。
今の時代、国内最高峰の試合をライブで見られない競技なんてどれだけあります???
ソフトテニス界はもう変わらなきゃ行けないんですよ。
少子化により中学校でソフトテニスに触れる子供たちが少なくなり、プレー人口がどんどん減ってきている。
硬式テニスに取って代わられる学校も多い。
そんな中、時代に残るために必死に知恵を出して競技の存続を図る必要がある。
そんな時にね、トップクラスの選手達を雨風に晒して試合をさせて、
国内最高峰の試合を録画でしか放送しないなんて事が許されるんすかね。
○雨風の問題とインドアでの試合
NHKは一旦置きます。
天皇杯の開催は毎年10月ということもあり、台風直撃やら強風やらに襲われることが常です。
ちょっとでもやったことある人なら分かると思うんですが、ソフトテニスは風にめちゃくちゃ影響されます。
強風ではトスもまともにあげられないし、ロブははるか彼方に飛んでいきます。
天皇杯で試合が成り立っているのは、あそこで試合してる選手達が超人だからです。
やっぱりね、トップクラスの試合は天候に左右されないインドアでやるべきだと思うんですよ。
インドアでならば、天候に左右されないのももちろん、観客席があり、なにより打球音が響き渡り最高の環境で観戦ができます。
会場の使用料とか、集客とか、難しい事はたくさんあるんでしょうけど、冬だけじゃなくて夏でもインドアの試合を増やしてほしいなあと。
そして、できれば天皇杯に並ぶくらい権威のあるインドアの大会を作って欲しいです。
○どんな大会なら理想?
完全妄想です、
会場は観戦しやすい体育館。
例えば、今年の東京インドアが行われた駒沢オリンピック公園体育館は適度に狭く、どの観客席からも試合が観やすかったです。
出場選手は天皇杯王者、東日本西日本選手権の優勝者、インカレチャンプ、インハイチャンプ、推薦2ペアの計8ペア。
東京インドアと近いですね。
今年でいうと、
天皇杯王者 船水・上松
東日本王者 中本・鈴木
西日本王者 丸中・長江
インカレ王者 長尾・松本
インハイ王者 白川・石川
推薦ペア 内本・内田
推薦ペア 安藤・安藤
こんなんになります。
トーナメント1回戦は9ゲームマッチ、準決勝以降は7ゲーム3セットマッチで行う。
同時進行で試合はせず、一試合ずつ進行する。
・・・
めっちゃ面白そうじゃないすか?
自分だったら10000円払っても見に行きますし、毎年の東京インドアの盛況ぶりみてたら十分人なら集まると思うんだよなあ・・・