【格付け】日本ソフトテニス界で今最強の後衛は?勝手に格付けしてみた
はい、こんにちは。
今回は日本ソフトテニス界の後衛を格付けていきたいと思います。相変わらず、ずうずうしくいきます。
誰が一番かを明確に決めづらい前衛と違って、後衛は日本史上最強との呼び声も高い選手がいます。
一番はわかりきってる。ただ、それ以外の選手は群雄割拠でやはり格付けは難しいです。
ソフトテニスはダブルスが基本なんで、ペアによっても成績は左右されるし、個人としての強さがシングルスが基本の硬式と違ってわかりづらいんですよね。
ソフトテニスでも硬式みたいに日々の大会結果によって変動するランキングを導入したら面白くなるんじゃないかと思うんですけど、ペアもころころ変わるから難しいかなあ。
ペアの成績をもとに個人としてのランキングをだすとかも考えられるんで、検討はしてもらいたいですけどね。
(ちなみに全日本ランキングは一年に一回更新という形で存在していますが、あんまり実態を反映してない気がする)
とにかく、格付けとか、ランキングってみんな結構好きだと思うんで、うまく作れたら盛り上がると思うんすよ。
誰々より誰々がつよいとか、いや、雁行陣ならあいつのほうが上だとか、議論の指標になるじゃないすか。
ソフトテニス界は選手との距離も近いから、失礼だと思う人もいるかもですが、単純にみんなが興味持ちそうな事はやっていった方いいですよね。
前置きはここまでで、本題にいきます。
ランク
S 船水颯人
A+ 安藤 内本 増田 丸中
A 上岡 林田 船水兄 桂
B 長尾 村田 村上 瀬口
C 本倉 阪本 山根
Sランク(国内最強クラス)
○船水颯人
これはもう異存なしですね。
日本初のプロソフトテニスプレイヤーであり、全日本シングルス3連覇中の絶対王者です。
ダブルスの成績も、18年度は東日本選手権、天皇杯を制し、19年度は初出場となった社会人選手権で中本選手との話題のペアで見事優勝、そして、天皇杯二連覇と実力を如何なく発揮しています。
このブログでも散々船水選手の凄さは取り上げてきたのですが、プロとなった今年度からは特に凄みが増してきています。
船水選手の強力なテクニックは挙げていけばキリがありません。
卓越したフットワーク、レーザーのようなフォアハンド、繊細なロビング、タイミングを自在に操れるストロークetc...
しかし、本当に他の選手と差別化できているところは勝負強さです。
去年の世界選手権予選で足を攣りながら望んだ上松選手との決勝、同チームである安藤・内田に追い詰められた天皇杯、3連覇がかかった全日本シングルス、プロとなってからは初の大きなダブルスの大会である社会人選手権に天皇杯、そして世界選手権の決勝・・・
重要な大会の重要な局面では必ず勝利を収めてきています。
あと数年、並ぶ存在は国内からはでてこないんじゃない?
それほど絶対的な存在として船水颯人選手は君臨しています。
A+ランク(日本代表クラス)
○安藤優作
船水颯人選手とは同期である安藤選手。
昨年はインカレ優勝、今年は天皇杯で準優勝し、実力に実績が追いついて来た感があります。
ふところ深くまで溜めてから打たれるストロークは先読みが非常にしづらく、天皇杯ではあの柴田選手が安藤選手の打球をまったく捉えられない状況に陥っていました。
間違いなく日本を代表する後衛の一人ですが、問題があるとすれば、東京ガスでよい前衛に巡り会えるのだろうか、というところです。
天皇杯はお兄ちゃんと組んでたしなあ・・・
○内本隆文
豪打といえばこの人。
深く腰を落としたお手本の用なフォームから放たれるフォアハンドストロークの威力は国内屈指であり、厳しいコースに打たれたボールも回り込んで自分の打点で打つことができる強靭な足腰も兼ね備えています。
一時期は伸び悩んで来た感がありましたが、今年は代表予選会で船水・上松を破り優勝し、天皇杯でも三位に食い込みました。
船水選手の対抗馬としては真っ先に思い浮かぶ選手でもあり、国内では数少ない、船水選手と正面から打ち合える選手です。
プロへの道もあり得るか?
今年卒業だけに進路が気になる選手です。
Aランク(日本トップクラス)
○上岡俊介
A+と迷った。
この歳にしてその位恐ろしい実力の選手。
ベースラインから下がらずに早いテンポで打たれる強力なストローク、ダブル前衛にも対応できるネットプレー、追い込まれても揺るがないメンタル...この世代の後衛としては抜群の完成度を誇っています。
同期にはインハイチャンピオンの阪本選手や、山根、北本、高倉選手とハイレベルな後衛が揃っていますが、それでも上岡選手の実力は頭二つくらい抜けているでしょう。
インカレでは最強前衛である上松選手を倒せるか、期待がかかります。
○林田和樹
内本選手を超える超豪打。
そして、何故か繊細なネットプレーまでこなし、インドアでは無類の強さを発揮する林田選手。
外ではインドアほどの安定感は見られないものの、三年連続天皇杯ベスト4は流石の実績です。
去年のインドアでの強さがいつも見られれば文句なしの日本代表でしょう。
○船水雄太
船水颯人選手のお兄ちゃん。
日本を代表する兄弟プレーヤー。
最近は弟に話題を取られ気味ですが、人気も実力も当然まだまだ衰えていません。
ハードコート以外で船水颯人選手とまともに打ち合えるのは安藤選手、内本選手と船水雄太選手くらいだと思うんですが、何故かコロッと負けたりすることが多いのです。
そろそろ一花咲かせてほしいんだけど・・・
○桂拓也
2013年の天皇杯チャンピオン。
貴重なサウスポー後衛。
ボールに細工でもしてんの?ってくらい回転の掛かった中ロブと、強力なフォアハンドは唯一無二。
しかし、やっぱ学生時代のほうがすごかったよなあ・・・
Bランク(準トップクラス)
○長尾景陽
去年はついにインカレチャンピオンに輝いた長尾選手。
純粋にうまいなーすごいなーって気分にさせられるプレーです。
卒業したらどこいくんだろ?
○村上雄人
はい、村上さん。
この人は不思議な選手で、同世代に鹿島選手や石川選手っていう強力なライバルがいて、いつも二番手、三番手な扱いな気がするのに、インハイも全日本社会人も天皇杯もきっちり取ってる勝負強さ。
シルバーコレクターってよくいわれるけど実は全然シルバーコレクターじゃない。
優勝もめっちゃしてるけど二位が多いだけ(それをシルバーコレクターと言う)
純粋な後衛としては体格も小さいし、他のトップどころと比べたらそこまでではないのかもだけど、ダブル前衛も織り交ぜて戦うプレーの幅の広さは日本一だと思う。
水澤・村上が色んな陣形で戦うの好きだったなあ。
中学生のころは柴田選手と組んでブイブイいわせてたけど、そのころからペアの方が有名になる法則がある気がする(柴田選手、中本選手などなど)
というか、実績のわりに人気がいまいち。
でもぼくはそんな村上選手が大好きなので、まだまだ引退せずがんばってください。
○瀬口翔太
最近多い、高校→実業団入りする選手の先駆け。
どっちかっていうとシングルスの印象が強いかなあ。
Cランク(大学トップクラス)
○阪本選手、山根選手
まとめて。
上岡世代ではこの二人が上岡選手に続く存在。
特に阪本選手は大学入って化けたなあって印象。
今年のインカレでは主役になるはずなので、要注目。
まとめ
最後の方は適当になったけど、こんな感じでぼくはみてます!
ランク付けを勝手にするのはやっぱり楽しい!