ソフトテニス観戦記

ソフトテニス観戦記、コラム

ソフトテニス、ダブルス強さランク(2019年7月時点)

東日本、西日本選手権も終わったので強さランクを更新

 

 

ルール

 ・昨年度から7月までの大会成績で判定

 ・同ランク内は左に行くほど強い

 ・解散、引退のペアは()表示

 

ランク

S 不在

A+ 船水・上松 

A  丸中・長江 中本・鈴木 林田・柴田(安藤・内田) 

A- 内本・内田 内本・上松 増田・九島 長尾・松本 上岡・三輪 

B (村田・広岡)船水・広岡 桂・高月 村田・林

C 村上・林 (船水・水澤)

 

解説

○いまだエース不在のダブルス

一時期は丸中・長江が天下を取ったに見えたが、その後は不調続き。天皇杯を制した船水・上松ペアは一つ抜けた感があるものの、まだまだ無双しているとは言えない状況であり、篠原・小林ペア引退以後のエース不在の状況はまだまだ続きそう。

 

○A+

船水・上松ペアは冬インドアでは望むような結果が残せなかったものの、天皇杯、東日本選手権で優勝し、ようやくポテンシャルに成績が追いついてきた。まだまだ中堀・高川、篠原・小林のようなエースには遠いが、現状これ以上の将来性があるペアは存在しない。

 

○A

敵なし状態だった30年度とは違い、昨年度は社会人選手権以外成績が残せなかった丸中・長江ペア。徐々に復調の兆しは見せつつあるが、長江選手の年齢等不安要素は多い。中本・鈴木はインドアシーズンから徐々に調子を伸ばし、ついに東日本選手権優勝。元々才能は日本屈指である両選手。特に中本選手はこれから「全盛期の自分」との戦いになりそう。林田・柴田ペアは柴田選手の復活と林田選手のダブル前衛への順応により今期冬のインドアで大活躍。特に船水・上松に2大会連続で完勝した印象は強い。しかし、日本代表選考戦では丸中・長江に屈してしまい、東日本選手権も不本意な結果に。インドア以外のステージで今季どれだけ活躍できるか。安藤選手卒業により解消した安藤・内田ペアは、雁行陣のペアとして船水・上松ペアに次ぐ成績を残したためこの位置。

 

○A-

日本代表選考会で優勝した内本・内田はポテンシャルは高いものの、ペアとしての実績面からこの位置。早稲田では内本・上松として大将ペアを組むが、ペアとしての相性は内本・内田の方が上か。前々年度、前年度は船水・上松、丸中・長江ペアに続く3強の一角として活躍した増田・九島ペアは不振が続く。一方学生ペアである長尾・松本、上岡・三輪は好調をキープし、それぞれ東日本、西日本選手権で上位に入る。両ペアとも今年度のインカレ優勝候補の筆頭である。


B

 社会人になってから中々活躍に恵まれない船水(兄)。西日本選手権でも関西大学、谷口・増田ペアに苦杯。ただ、広岡選手とのペアは間違いなくハマると思うので今年度は期待。村田・林はまだ様子見か。桂・高月はそろそろ年齢的にも厳しくなってくる。


C

村上選手は二年前の天皇杯優勝がキャリアハイで終わってしまうのか。水澤選手とのペアで見せた変幻自在な戦術が林選手とのペアでは見られない。根本的にこの二人のペアとしての相性はあまり良くないのではないか。

 



 入れきれてないペアもあるけどこの辺で。